放射線取扱主任者の仕事のはなし
こんばんは、なななっつです。
昨日は放射線取扱主任者の法令上の定義について書きました。
atomicradiation.hatenablog.com
で、実際の仕事ではどんなことをしているのか?とりあえずばばばっと書き出してみます。
放射線測定
入退室管理
放射性物質、放射性発生装置の管理
放射性廃棄物の管理
被ばく線量のチェック
放射線作業の立会い
放射線防護の指導
放射線についての教育訓練
放射線障害予防規程の作成
etc…
などがありますかね。
一般の方がイメージするのは、測定器で線量を測定することかもしれません。
もちろん測定もしますがそれは仕事のほんの一部ですね。
しかも放射線取扱施設が小さければ主任者が一人ですべてを測定することもありますが、大きな施設だとそういうわけにもいかないので他の人にも測定してもらっています。
私も測定自体は他の方に任せていて結果に目を通し、気になるところを自分で測定していますね。
このなかであまり想像できないのは教育訓練ですかね?
放射線取扱施設に入る前には当たり前ですが放射線のことの基本的なことも知ってもらわないといけません。
また毎年法令等も変わりますし他施設での事故事例等も知ってもらいたいので、毎年教育訓練があります。(ちなみに毎年の教育訓練は法令上の義務です。放射線障害防止法第22条)
その教育訓練を行うのも主任者の仕事ですね。
そんなこんなで主任者は放射線関連の仕事はすべてしているといっても過言ではないと思います。
個々の具体的な仕事内容はまた後ほど書きたいと思います!